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ポケットコイルマットレスの220日体験談!
この体験談を書いた人
ニックネーム | まるたん |
ご住所 | 埼玉県 |
年齢/性別 | 42歳 男性 |
ポケットコイルシングルマットレス使用状況
使用期間 | 2016年7月~2017年2月
(現在は使用していない) |
合計使用日数 | 約220日 |
使うのをやめた理由 | ポケットコイルの腰の部分だけが先にくぼんでしまったから |
満足度(5段階) | ★★★☆☆ |
腰椎の分離症による腰痛に悩まされ続けて早20数年。
そんな私がインターネットで偶然見つけた「ニトリのポケットコイルマットレス(かため)」。
格安価格で念願のポケットコイルマットレスを手に入れたものの、果たして私の腰痛は本当に解消されるのか!?
他社メーカーの有名マットレスもショールームに行って試してみました。
ニトリのポケットコイルマットレスを購入する
私は大学時代に「腰椎分離症」という腰痛にかかり、以来20年以上にわたって腰痛に悩まされ続けてきました。
腰椎分離症とは腰椎の骨の一部が割れてくっつかなくなる状態のことを指しており、分離症になると腰に力を入れることができなくなったり、立ち上がるときやくしゃみをするときにぎっくり腰をおこしやすくなるなど、何かと大変な腰痛なんです。
私は腰痛になって以来、腰に負担をかけないマットレスや寝具を捜し求めています。
特に以前から目をつけていたのが、ニトリの「ポケットコイルシングルマットレス(Nスリープ ハード H2)」です。
ポケットコイルマットレスとはマットレスを支えるバネがひとつずつ独立しており、さらにひとつひとつのコイルがポケット状の袋に包まれている、という特徴を持っています。
今回はニトリのポケットコイルマットレスと他社メーカーのマットレスの使い心地や寝心地、腰への負担の多さなどを徹底比較してみました。
ポケットコイルとボンネルコイルの違い
ポケットコイルマットレスは身体を支えるコイルがそれぞれに独立していることから面で体重を支えるのではなく、「無数の点で身体を支える」ことができます。
それに対して一般的なベッドマットレスとして知られるボンネルコイルマットレスはバネが独立しておらず、重なるようにして全体にらせん状に配置されています。
点で身体を支えてくれるポケットコイルマットレスに対し、ボンネルコイルマットレスは面で身体を支える感覚に近いです。
各社のマットレスの値段
通常、ポケットコイルマットレスは一般的なベッドマットレスとして広く使われているボンネイルコイルマットレスよりも値段が高く、平均で5万円から8万円以上することが多いです。
しかし、私が購入したニトリの「ポケットコイルシングルマットレス(Nスリープ ハード H2)」はシングルサイズで税込価格「39,900円」と安く、なおかつかたさもハードを選べるということで即購入しちゃいました。
参考に、今回はニトリのポケットコイルマットレスのみを購入したのですが、ほかにもフランスベッドのボンネルコイルマットレス「デュラテクノ DT-033」(税込価格34,600円)や、知人宅にてベルーナの「シングルボンネルコイルマットレス」(税込価格13,932円)を試してみました。
購入後2週間まではニトリのポケットコイルは抜群の寝心地
なかば衝動買い気味に購入したニトリの「ポケットコイルシングルマットレス(Nスリープ ハード H2)」。
通常よりもコイルの数が多く、シングルサイズでも868個のスプリングが内蔵されています。
通販で購入したニトリのポケットコイルマットレスが自宅に届いたときの印象は「高級そう」でした。
ニトリっぽくないというか、白と黒のツートンカラーのマットレスで寝る面の部分が白、土台が黒でとってもおしゃれに見えます。
実際に寝心地を試してみたところ、身体全体がコイルのクッションで支えられて包み込まれるような感覚がありました。
そして、購入後2週間まではそれまで悩んでいた起床時の腰痛の症状がほとんど出ず、快適に眠ることができました。
しかし・・・
腰の部分だけポケットコイルがへたる
使い始め2週間までは寝起きのときにもぜんぜん腰の痛みを感じなかったニトリのポケットコイルマットレス。
しかし、使用開始から3週間目に起床時に腰が少し痛むようになり、使い始めてから2ヶ月目には腰の部分だけがくぼんで以前のように朝起きたときに「ビリビリッ」と電流が走るような痛みが腰に出るようになってしまいました。
フランスベッドのショールームと知人宅でベルーナのボンネルコイルマットレスを試してみる
期待を寄せて購入したニトリのポケットコイルマットレス。
しかし、使用開始からわずか2週間で腰に痛みを感じるようになったため、都内のショールームにて以前から気になっていたフランスベッドの「デュラテクノ DT-033」、そして知人宅で使用しているベルーナの「シングルボンネルコイルマットレス」を試してみました。
その結果、フランスベッドはさすが長年の歴史がある老舗だけに、高密度に配置されたボンネルコイルにより非常に寝心地がよかった上、腰痛も感じることがありませんでした。
また、知人宅で試したベルーナのボンネルコイルマットレスも格安の13,000円代という価格ながら、寝心地は弾力性があって心地よく、腰のへたりも感じませんでした。
体重が重い人はポケットコイルはNG
今回、ニトリのポケットコイルが使用開始からわずか2週間でへたってしまったのは、一重に私の85kgという体重のせいだと思います。
そもそも、ポケットコイルには「点で身体を支える」というメリットがある反面、一度どこかがへたってしまうとその部分だけがボコッとくぼみ、非常に寝心地が悪くなります。
それに対してボンネルコイルマットレスはポケットコイルのように点で身体を支えるのではなく面で支えるため寝心地はポケットコイルの方が包まれているような感覚がありますが、バネ同士が重なりあっているためどこか1部分だけがへたるということはなく、へたるときは広い範囲でへこんでいく、という特徴があります。
であれば、むしろ私のように体重が80kgを超えているような人はへたるとコイルを交換するしかなくなるポケットコイルマットレスよりも、面で身体を支えて丈夫さがあるボンネルコイルマットレスの方が腰痛にとっては負担が少ない、という結論にいたりました。
まとめ
今回はニトリの値段の安さからポケットコイルマットレスを購入しましたが、やっぱり私のように体重80kg以上ある人は高密度のボンネルコイルがベストだと感じました。
むしろ、ベルーナのように格安のボンネルコイルでもポケットコイルより長持ちするのでは、という印象すら受けました。
もし、腰痛で悩んでいてマットレス探しで迷っている場合は、ぜひ記事の内容をご参考になさってみてくださいね。